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コロナウイルス感染症

コロナウイルス感染症

インフルエンザが例年よりも早く流行開始となり当院でもインフルエンザの患者さんが来院されていますが、コロナウイルスが陽性となる患者さんも同じくらいいます。

そこで、コロナウイルス感染症についておさらいしておきます。

小児でよくみられる症状は発熱と咳で、多くは軽症で1-2週間で回復します。頭痛や咽頭痛、筋肉痛などインフルエンザ様の症状が見られることもあり、当院ではコロナウイルスとインフルエンザを同時に調べることが多いです。また腹痛や下痢・嘔吐などの消化器症状も見られます。味覚・嗅覚障害が有名です。

重症化のリスクが高いのは基礎疾患のある患者さんや1歳未満の患者さんになります。

合併症として、多系統炎症性症候群があり心筋炎、血圧低下、川崎病様の症状や虫垂炎様の症状を起こすことがあります。これらは稀な合併症ではあります。あとはLong-COVIDといって、発症した4週間以降に2ヶ月以上にわたって、倦怠感や頭痛、睡眠障害等日常生活に影響が出る症状が続くことがあります

コロナウイルス感染予防にはmRNAワクチンがありますが、心筋炎の有害事象があり、AYA世代(思春期・若年成人)で報告が多いですが、頻度は稀(1万人に1前後と推定)で軽症が多いとなっています。

ワクチンをした方が良いのかという質問もありますが、小児科学会は国内の安全性データが蓄積され重症化予防効果もあることから、5歳から17歳のすべての小児に推奨となっています。

コロナ禍が2019年末からですから、もう7年経過しました。個人的な意見としてはもう少し、安全性のデータが積み上がった方が使用しやすいと考えています。基礎疾患がある場合は積極的に検討して良さそうです。ちなみにインフルエンザの経鼻生ワクチンはアメリカで20年以上の使用経験があります。

当クリニックでは、希望されれば発注してワクチンを準備することは可能です。重要なイベントがあるときは検討してみても良いかもしれません。