小児のマスク着用
インフルエンザの患者さんが増えていますが、他にもRSウイルスやマイコプラズマの感染症がみられます。
咳を伴う感染症が増えてきており、マスクによる感染予防が必要な時期になってきました
日本小児科学会によりますと、”2歳未満の小児へのマスク着用は危険を伴うため奨められない”となっています。
危険とは呼吸が苦しくなり窒息の可能性、マスク着用した状態ので嘔吐で窒息の可能性、熱がこもり熱中症の可能性、顔色・呼吸状態の異変の気づきにくくなる、ことが挙げられています。
個人的にもこれらには同意で、マスクで苦しくなることと、状態の変化に気がつきにくくなること、子供はうまく訴えられないことから小児のマスク着用は慎重であるべきと思います。
マスク着用が感染リスクを低下させるかは議論があり、マスクをきちんと着用できているか、マスクをきちんと扱えているか、周囲の感染症の流行状況等色々な要因に影響を受けるためです。
個人的には周囲で感染症が流行している、室内の公共空間等の密な環境に行く場合はマスク着用が良いかと思います。
飛沫感染は距離が1m以内では危険性が増し、2m以上離れていれば感染リスクは高くないとされます。
感染症をももらってしまうかは、他にも手指衛生やうがい、換気、マスク着用等いろいろな条件があります。
特に家庭内ではマスクの着用、感染者を可能ならなるべく隔離、手洗い・うがい、換気を組み合わせて対策するのが良いと思います。
インフルエンザの予防内服も状況によっては有効と思いますが、家族内に感染者が出た場合は48時間以内に予防内服をすることが奨められています。
当院では3歳以上のお子さんで咳をしている場合はマスクの着用をお願いしていますが、苦しそうであったりぐったりしている場合はしなくても構いません。
